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家康の残したもの
歴史シリーズその2です。
先日歴史番組で、家康の特集をやっておりました。
信玄公推しのわたくしにとっては、大変興味深い内容です。
その番組の主張として、家康の江戸幕府での政策、考え方は、
・世の中を安定させるべく、戦乱の予防(さまざまな条例、参勤交代等)
・万が一を想定して事なきを得るよう、フェイルセーフの導入、つまり人々を今に縛り付ける(階級制)
・世襲制の導入により人の範囲、役割を狭める
これらの縛りにより、反乱を起こしにくく、今のポジション固定させることを目指しました。
確かに、安泰の江戸時代260年を確立することに成功しましたが、これは即ち、社会的な柔軟性を失うことになりました。
それ故、我々日本人は、歴史的に見て変化に対応しにくい気質を得たようです。
このような特徴を理解しつつ、他の国の人と比べて、自分達の行動を振返ることが重要、とわたくしは思います。
柔軟に、そして、しなやかに生きたいと思う明佐海で御座いました。