◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
人間万事塞翁が馬
皆様ごきげん如何でしょうか。
本日はわたくしの大好きな言葉のお話です。
わたくしたちの祖先、ホモサピエンス。
長い年月を経て進化を遂げて今の私たちがあるのですが、そこには壮大な偶然の積み重ねがあったそうです。
まず、皆様どこかで一度は聞いたことがあるネアンデルタール人とホモサピエンス。略同時期に世の中に存在したそうです。ネアンデルタール人の脳のサイズは、ホモサピエンスの2倍あったようで、しかしネアンデルタール人は食べる事のみに執着し、一方ホモサピエンスは、たまたま脳の前頭葉の部分が発達していたようで、想像力や虚の世界をイメージすることが出来たことで集団を形成し、協力して狩りを始めたそうです。
そしてその狩りですが、当初はライオン等の野生動物が圧倒的に強く、同時に獲物を狙って狩りをしても野生動物に勝てず、命を落とすことが多いので、仕方なくホモサピエンスは動物たちの残した骨を食べて、何とか生き伸びていたそうです。
その骨、固くてよく食べられません。そこで石を使って骨を砕くことを思いつき、そうこうしているうちに肉体が変化、親指が短くなり、石を掴みやすくなったそうです。
意志があると人間の肉体は進化するのですね。
短くなった親指を使うことで骨を砕き易くなり、効率的に栄養を取って生活して行く中で、たまたま食べていた骨には骨髄が豊富に含まれており、その骨髄を食べたことで脳のサイズが飛躍的に大きなりました。その結果、これまでとは比べものにならない程の思考力を付けることが出来たそうです。
それから我々の祖先は、野生動物を捕獲する高等な狩りの手法、知恵を身につけ、それまで野生動物の下の存在だったのが、野生動物を支配する立場に辿り着いたとのことです。
何が幸いするか分かりませんね。ある意味、我々が今こうして生活しているのは、偶然の産物とも言えるかも知れません。
まさに人生何が起きるか、この先どうなるか分からないです。従って、よく考え、こつこつ努力して、確り生きて行こうと改めて思い直した明佐海でした。
人間万事塞翁が馬です。