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1000時間の法則、10000時間の法則
皆様ご機嫌如何でしょうか?
1000時間の法則、10000時間の法則って聞かれたこと御座いますか?
1000時間の法則は、その分野のセミプロ、中上級者になるためには千時間の学習が必要と言う法則だそうです。
一方、10000時間の法則は、その分野で一流と言われる成功者になるためには、1万時間の学習が必要と言うことだそうです。
大抵のことは、学習始めたてで勢いよく伸びていき、その後どんどん成長度合いが鈍くなっていきます。しかし更に上達するためには学習はじめ以上の努力が必要ということです。
似たような話で、プレゼン資料や学校のレポート、アート作品などは、完成度80%→100%にかかる労力は、体感で全体の5‐6割くらいかかるそうです。
一流のスキルを完成度100%として、完成度50%くらいの中級者スキルに到達するのに必要な時間は、一流に到達する努力の10分の1で済むと言われるようですが、確かにそうかも知れません。
1000時間の法則に従えば、1日1時間の学習なら、約2年半ちょっと、1日3時間の学習なら、1年弱で中級になれると。
10000時間の法則に従えば、フルタイムの仕事(1日8時間を週5日)で約5年間、1日3時間の学習で9年ちょっとで一流になれると言うことですね。
確かに普通に仕事をしていれば、5年くらいで十分な戦力から人によっては光る存在になると思います。
しかし1万時間学習すれば、誰しもが一流になれるのでしょうか?
結論を言うと、そんなに甘い話ではないようです。一流の人の平均学習期間が1万時間だったというだけで、もっと沢山学習した人もいれば、少ない学習期間で一流になった人もいます。
加えて重要なのは、この研究の対象になったのは成功者だけで、その裏には1万時間学習しても一流になれなかった人がいるわけです。
ただ時間をかければスキルを習得できるというわけではありません。
1万時間学習しても成功するとは限らない。しかし、成功した人は平均1万時間学習している、となりますね。
時間は学習の量に当たりますが、当然ながら、学習の質も伴わなければ、上達は見込めません。
なかなか難しいですが、一つの目安にはなりますね。豆知識として是非ご活用ください。