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写メ日記

素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。

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Momoe
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Momoeの写メ日記|プレミアム 吉原高級店ソープ

2025.04.29 07:39
様式美のこと



おはようございます
ここ数日、初夏の陽気が続きますね
少し前に花冷えで真冬のような日もあった後、やっと暖かくなったなと思ったらもう暑いぐらいです…半袖はまだ早いかなと思ったり、何を着たら良いのか毎日迷っています(´ω `) 
本日15:00〜24:00、明日13:00〜24:00で出勤しますお時間があればぜひ( )
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今回は彩図社文芸部編「文豪たちが書いた酒の名作短編集」です坂口安吾や芥川龍之介、太宰治ら文豪たち13人による、酒にまつわるエッセイや短編小説が収められたアンソロジーです
読んでみて一番に思ったのは、今より娯楽が少ない時代において、人々にとって飲酒は現代人が思っている以上に特別で欠かすことのできない楽しみだったのかなということ
それでも依存的に酒に溺れる人ばかりにならなかったのは、一昔前の日本にはお酒を飲むにも様式美みたいなものがあったせいかもしれませんね
太宰治の「酒の追憶」では、少し前まで酒といえば日本酒を熱燗で盃にお酌をしてもらいなが
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冷や酒を独酌は下品、チャンポンなんかは蛮行とすら思われていたとか…しかし戦後にそういう価値観は無くなって、男も女も専ら酔うために、焼酎やらコップ酒を鯨飲するようになってしまいました酒に酔うというのは享楽的な行為であるからこそ、美しくあろうとしなければ人間はどこまでも堕ちていってしまうのかもしれませんね
飲酒の習慣からも垣間見える世の中の変貌を、太宰は憂えていたようです( ´`)
収録されている作品の中で私が良いなと思ったのは林芙美子の「或一頁」と、福沢諭吉の「福翁自伝(抄)」
林芙美子の文章は詩情が豊かなのにさっぱりしていて、清潔な感じがします
『…いま賀茂鶴という広島の酒を呑んでいる。柔かくて、秋の菊のような香りがして、唇に結ぶと淡くとけて舌へ浸みて行く。』
唇に結ぶという表現が良いなあと思いましたお酒を嗜むにも彼女の美学があったことが窺えます
一方の福沢諭吉は若いうちからかなりの酒豪であったようで、そのことに起因する多くの失敗談や笑い話が語られています禁酒しようとして代わ
りに煙草を吸うようになったけれど、結局お酒は辞められずに酒飲みの愛煙家が出来上がってしまったというオチのついた話が特に良かったと思います笑
収録されているのは小説よりもエッセイの方が多くて、大半は他愛もないような小品文といった感じですが、文人たちが飾らない言葉で綴った文章は新鮮で面白かったです!おすすめです( ´` )

今回は牡蠣のラーメンでした

2025.04.11 08:16
どちらかのこと



おはようございます
運動神経は悪いのですが、スポーツを観るのはちょっと好きです( ´` )今朝方はマス◯ーズを観てしまいました先週はド◯イワールドカップとロ◯ド…
いずれも時差がすごい国からの中継なので、リアルタイム視聴もいい加減にしないとなと反省していますでもこれから大きな大会のシーズンに入る自転車は特に面白いので、楽しみでありつつ先が思いやられる気もしますね…(^^;;
本日15:00〜23:00、明日13:00〜23:00で出勤しますお時間があればぜひ
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今回は吉村萬壱「ボラード病」です何となく題が気になって手に取りましたジャンルとしてはディストピア小説に分類されるのでしょうか…私はフィクションばかり読んでいますが、あまりにも現実からぶっ飛び過ぎている世界観にはついて行けないというかちょっと苦手なので、こういうジャンルの作品はあまり読んだことがありませんでした…SFで唯一読んたのが筒井康隆とか小松左京ぐらいかな両者とも、割と限定的にしか読んでいないのですけどね

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B$3$NJ*8l$NIqBf$O!I$"$k:R32!I$+$iI|6=$7$?3$DM;T$H$$$&2M6u$ND.$G!"$=$3$K=;$`Bg7*63;R$H$$$&>.3X5年生の女の子の視点で描かれていますでも後に、実は彼女は30歳になっていて、当時を思い出しながら書いている手記であることが判明するのですが…
とにかく不穏で、読み終わってイヤな感じの残る小説でしたでもそれが良いか悪いかは別にして、作品自体のクオリティは高いと思います
主人公の周囲で起こる衝撃的な出来事から、海塚市とは震災後のフクシマのことだろうと想像されますが、そのことには一切言及がありませんしかしそれによって生まれる緊張感があり、物語を貫く本質的なテーマがよりはっきりと見えてくるのだと思います現代社会に蔓延る同調圧力と、迫り来る全体主義への警鐘、私たち自身の世界の認識の曖昧さ…そういう普遍的な問題、というか現実を書きたかったのかなと海塚市も大栗恭子も「ボラード病」も、過去現在未来に渡って起こり得る悪夢な訳なのです
ちなみにボラードとは、船を岸壁に繋留するために設置された杭のこと私たちをこの世界に繋ぎ止めている自らが「正常」であるいう認識は、「異常」の存在に
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実は温泉卵ものってます

2025.04.03 08:04
花見のこと


おはようございます
新年度、4月が始まりましたねこの時期、電車からいろいろな街の桜並木を見つけると明るい気持ちになります有名なお花見スポットに行くのも良いですが、住んでいる街や学校とか職場の近くにある桜を毎日眺めるのも贅沢ですよね…
本日13:00〜23:00まで出勤しますお時間があればぜひ^ - ^
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今回は松本清張「黒い画集」です松本清張の小説をこのブログで取り上げたことは無かったと思うのですが…どうだったかな(;)
本作は中編と短編が収録されています松本清張と言うと長編小説のイメージが強かったのですが、短めの作品も多々あるようですね
どの作品も、舞台は大正〜昭和の中頃までです以前紹介した連城三紀彦や水上勉の推理小説もその辺りの時代が舞台になっていました私はどうも、この時代の市井の人々を描いた話が好きみたいです笑作者が切り取った、あの時代に残っていた封建的な空気とか抗い難い貧しさとか、謂わば社会の暗黒面を覗くのは面白いのですよね…そういうのが面白いと書くと私の性格が歪んでいるようで
すが、舞台となる時代に関係なくミステリーなんて人の闇の部分を取り上げてドラマにしているわけで、そういう推理小説好きの人は沢山いるし、人間そんなものなのだと思っています
久しぶりに松本清張を読みましたが、やっぱり良かったです犯罪の裏にある緻密なトリックがすごいというよりも、事件に至るまでの人の心の動きとか会話とか、そういう「人間ドラマ」に違和感がないのが流石だなあと思いました
7つの作品が収められているのですが、私がいちばん良かったと思うのは『寒流』という作品です銀行内の派閥争いに色欲が絡んで、人間のあらゆる欲望が剥き出しになっています最後のシーンは、映像となって目に浮かぶようなのですこの物語は作品群の中でも割と長めで中編といったところなのですが、ストーリーの決着が着く最終盤にかけての加速が鮮やかでドラマティックで、2時間ドラマを観たような感じがしましたと思って調べたらやっぱりドラマ化されていたので、誰が読んでも面白いのだと思います…おすすめです(o´▽`o)
ソフトクリームです

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