プレミアム

TEL:044-589-6370(当日)・044-589-6371(前日)

PHOTO DIARY
写メ日記

素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。

プレミアム
Momoe
T158.B82(C).W56.H83

Momoeの写メ日記|プレミアム 吉原高級店ソープ

2025.06.11 08:00
文体のこと/美術館雑記




おはようございます( )
先日、久しぶりに美術館に行ってきました!
お茶碗などの骨董がメインの展示でした小さいところですが、貴重な品を見ることができて楽しかったですこういう時間を持つのも、たまには良いですね…
撮影できた展示品の中から、お気に入りをUPしてみましたのでぜひ見てみてください
本日15:00〜23:00で出勤しますお時間があればぜひ^ - ^
………………………………………………………

今回は1971年の芥川賞受賞作品、古井由吉「杳子」です
引きこもりの大学生「S」は登山に出かけた先の山中で、一人動けなくなっていた「杳子」という女性に出会いますその時Sが杳子を助けたことをきっかけに二人は交流を持つようになりますが、杳子は精神を病んでおり、生活の中で異常なこだわりや神経症的な不安定さを見せるのですしかしSは病を抱える杳子に惹かれてゆき、杳子もSとの関係を深めてゆきます…
こう書くと心に闇を抱えた若い男女による純愛小説のようですが、それだけでは終わらないのが純文学です
>男女間の性とか愛の描写はあるけれど、恋愛的な要素に終始しないのは作者の文体の所為だと思います
私は純文学における文体とは、文章の美しさとか上手い下手のことではなくて、書き手によって選択された語の配置とか音によって文章から匂い立ってくる「何か」を指すのかなと思います「何か」には「格」とかそんな感じの言葉が合うのかなと考えたのですが、的確な表現が浮かびません…ごめんなさい<(_ _*)> 
話を小説に戻すと、杳子とSをただリアリズムに依って描いたら精神的な病の為に不可思議な行動を繰り返す変わった女の子と、そんな彼女を好きになる特殊な男の子にしかならないでしょうまた、杳子が見て感じて生きている世界を作者はすごく緻密に描いているのに、それがただの狂気にならないのもやはり、作者の言語を操縦する技術と構成の力によって確立された確固たる文体のお陰なのだと思いました
この本を読みながら、文体というものについて改めて考えさせられてしまいましたやっぱり文学は難しいですね読み手として、まだまだ未熟です(;)




ARCHIVES

navigate_next2025年06月
navigate_next2025年05月
navigate_next2025年04月
お店に電話する phone_forwarded