素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。
午前中にグランドキャニオンの壮大な景色に心を揺さぶられた私たちは、その余韻を抱きながらアリゾナ州・Tusayanでランチタイム。
大盛りのフルーツたっぷりサラダに、まさかのイチゴドレッシング…!? ?
日本じゃ絶対に思いつかない組み合わせだけど、これがびっくりするほど美味?
旅の味覚って、冒険心をくすぐりますね?
しっかりエネルギーチャージしたあとは、2時間半のドライブで“癒しの聖地”セドナへ。
…車内では私、爆睡(笑)
暑くて目が覚めたら、もう目的地。
眠気MAXで撮った寝ぼけ顔の写真は、たぶん黒歴史フォルダ行き確定です?
最初に訪れたのは、岩山に埋め込まれた神秘的な教会 Chapel of the Holy Cross(チャペル・オブ・ザ・ホーリークロス)。
大地と一体化したかのような建築に、自然と人の祈りが静かに交差しているような、神聖な空気が流れていました。
高台から望む赤い渓谷は、まるで“地球が燃えるような”壮大なアート。
その後、楽しみにしていた Cathedral Rock(カセドラルロック) へ向かうも…まさかの通行止め。
「えっ、ここまで来て?」と軽くショックを受けつつ、急遽プランを変更して、近くの Yavapai Vista Trail(ヤバパイ・ビスタ・トレイル) へ。
風に揺れる草花、夕陽に染まる赤土の岩肌――
予定外だったけど、心を整えるような穏やかな時間になりました。
そしてここからがラストスパート。
ロサンゼルスまで、まさかの8時間ロングドライブ。
星空とBGMに包まれた車内は、まるで映画のエンドロールのようでした??
長くて濃厚な一日だったけれど、最後に残ったのはたった一言――
「行ってよかった」という想いだけ。
3泊4日、駆け抜けたグランドサークルの旅。
大自然に心を揺さぶられ、想定外の出来事にも笑いながら対応して。
気づけば、景色だけじゃなく、自分の中の“何か”も少し変わっていた気がします。
超ハードスケジュールだったけど、最後に残ったのは――
「この旅、本当に行ってよかった」と、心から思える時間でした。
この日、私たちは旅のクライマックスともいえる、グランドキャニオン・サウスリムを巡りました。
小雨が降り、風も強く、体感温度はまるでマイナス3℃。
でも、その寒さすら、今日という一日にピリッとした“特別感”を添えていた気がします。
最初に訪れたのは、王道のMather Point(マザー・ポイント)。
視界いっぱいに広がる巨大な渓谷。その壮大さに言葉を失い、心のどこかで「地球って、やっぱりすごい」と、静かにつぶやいていました。
次に足を運んだのは、Grandview Point(グランドビュー・ポイント)。
ここでは、強風が吹くたびに、心の中のざわつきまで吹き飛ばされていくような、不思議な浄化感覚に包まれました。
続いてのMoran Point(モラン・ポイント)では、大地の色が光に応じて表情を変えていきます。
太陽が地球というキャンバスに、自由に筆を走らせている――そんな景色がそこには広がっていました。
そして最後は、Desert View Watchtower(デザートビュー・ウォッチタワー)。
塔の壁に刻まれたネイティブアメリカンのアートと、その足元に広がるコロラド川の悠々たる流れ。
過去と現在、自然と人が静かに溶け合っているような、優しい静寂に心が包まれました。
ただ“観光”をするのではなく、“感じる”旅。
地球の鼓動と自分の鼓動が、ほんの一瞬、重なったような感覚。
グランドキャニオンが教えてくれたのは、スケールの大きさだけではなく――
「今ここにいる」という、かけがえのない奇跡だったのかもしれません。