素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。

高校の時のクラスメイトに少し不良で
ムードメーカーの男の子がいた。
その名はねもとくん。
最初、話しかけにくい雰囲気があって
私嫌われてるのかな?
なんかいやだなーなんて思ってたんだけど
逆だった。
私好かれていたようだ。
だんだんと噂がまわり、
それを聞いた時は少しホッとしたし
なんだか嬉しかった。
席の順番をくじ引きで決める日が来た。
うちのクラスは男子16人、女子16人だったから基本的に男子同士、女子同士が隣り合うように席順を決める。1つの席だけ男女になる。
男子生徒がくすくす笑いねもとくんが肩を叩かれてる。そう仕組まれた。
ねもとくんの隣は私だった。
最初は敬語だったが
気がつけば下の名前で呼ばれるようになっていた。なかなか嬉しい。
「まりー(私の仮名)俺が学校休んだ時の分のノート貸して」
「もうコピーしておいたよ、はい」
「お、サンキュー」
話は変わり大学のクラスの男子生徒にも不良っぽい子がいて、たまに私に花をくれた。
よく確認すると大学の花瓶にささっていた花であった。勘弁してほしかった。
ねもとくんの話にもどるが
彼のFacebookで彼を随分前に見たのだが
高校生の時の輝かしい面影は残念ながらほぼない。髪の毛がかなり少なくなっており、かろうじて出来たのであろうモヒカンヘア、随分と太ってしまっていた。
そして驚くことに、彼の職場はうちから徒歩で10分の場所にある。
近い笑
学生の時は千葉の山奥にいたのに
今は日本橋近辺。
すれ違っても分からない位にお変わりになってしまった初恋ねもとくん。
どうか私がこの業界で働いてることにも気が付かずにいてほしいものです。