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写メ日記

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壇の写メ日記|サブマリン 吉原高級店ソープ

2025.08.13 05:00
初デート

2025年◯月◯日 ◯◯さんと初デート


昨晩は正直眠れなかった。
眠れるわけがないよ。

今日という日を何度待ち望んだことか
やっとその日が来たの。

眠れなかった割に
入浴後のパックのおかげか
お肌はぷりぷりでばっちり



待ち合わせ場所に着くと
◯◯さんはゆっくりと視線を合わせ
口角をわずかに上げた。



その目に見つめられただけで、心臓がひとつ強く跳ねた。

並んで歩く距離は、触れそうで触れない絶妙な近さ。

◯◯さんの声が耳に落ちるたび
鼓膜ではなく、胸の奥が熱を帯びていく。

カフェのテーブル越し、指先が偶然触れた瞬間、

わずかな電流のような感覚が走り、呼吸が浅くなる。

◯◯さんは何事もなかったように微笑むけれど
その視線はまるで私の奥を覗き込むようだった。

帰り際、別れの一歩手前で、
彼の指がそっと私の手首を包む。

言葉ではなく、
その温度が「また会いたい」と告げていた。

今夜、眠りに落ちても、きっと夢の中で

私はまだ、◯◯さんの目の中に囚われている。




2025.08.12 05:30
夏の汗がたまらなくて。


汗の粒が、まだ肩先で光っていた。

窓の外から、セミの声が遠くで続く。

熱を帯びた空気が、二人の間にとろりと絡みつき、

浅い呼吸のたびに、
混ざり合った体温が
胸の奥まで染み込んでいく。

指先が、まだ彼女の腰のあたりをゆっくりなぞっていた。

その動きに、波のような余韻が背中を駆け上がる。

シーツはくしゃりと乱れ、
そこに閉じ込められた熱と香りは、

もう少しだけ外の世界を拒んでいるようだった。

「…暑いね」

貴方の声は、眠りと満足のあいだを漂っている。

私は笑みだけで答え、

そのまま瞼を閉じた。

夏の午後は、まだ終わらない。





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