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直観を研ぎ澄ませる鍛錬 プロ棋士 アマは数学プロは音楽
わたくし、ゲームは久しくしておりませんが、勝負事は好きでございます。
勝ち負けの駆け引きとか、勝ちを導きだすその要因とかについては興味津々です。
本日はそのようなお話。
先日TVを見ていたら興味深い番組が。直観を鍛えるというお題。
そこで将棋の棋士の方が何とも含蓄のあるコメントをされていて、わたくし感致しました。
「アマは数学のように盤面を見て、プロは音楽や美術のように盤面を楽しむ」と。
アマチュアの方は、盤面を見てひとつひとつ正解を求めて考える。一方プロは、まるで音楽や美術のように感性で盤面をとらえ、直観を使ってよい手を探し出すという意味です。
つまり、盤面を全体的に見るだけで脳がひらめく、それで直観で正解を探し出せるということです。
素晴らしいですね。
プロはこれまで深く勉強し、何度も対局を行っているので、脳の中にこの手はよい、この手は悪いという感覚が備わっており、いちいち全てを読まなくても、直観で悪い手を排除して考えることができるそうです。
常日頃から鍛錬を積んでいるからこその判断力であり、脳の働き。
わたくしも、日々鍛錬して、直観の鋭い人になりたいと思います。
それでは、ごきげんよう。