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文化の違い
皆様ごきげんよう。
わたくしたち同じ日本人でも、一般的なお話ですが、出身によって特徴が御座いますよね。
例えば、商人の街大阪の方はおしゃべりが上手、笑いに対するセンスが良い、沖縄や静岡の方は気候を反映して大らか、北国、東北地方の方は我慢図良い、地方の方から見ると東京の人は冷たい、やけに急いでいる等々。
海外でも同じことが言えます。例えばアメリカ人は、エレベーターで会うと赤の他人でも、略挨拶を交わします。他民族の集まりなので、皆でコミュニケーションを取ろうという意識でしょうか。
またエレベーターでは、日本人は、まずドアを閉めるボタンを押しますが、欧米人はまず押しません。何故でしょうかね。
時間の話になると更に面白く、世界的に見て、日本人は異常に時間に正確です。新幹線や山手線のダイヤを見れば分かりますよね。電車が正確に2−3分おきに走る国って、日本だけです。
また会議なども他国は多少の開始時間の遅れは問題ないです。南米など1,2時間平気で遅れます。
相対的に南国はゆっくり、北国は真面目でせっかちですね。これが国民性にも反映されます。
例えば欧州など、イタリアは信号が赤でも平気で渡ります。自由気ままです。一方ドイツなどは、ほんの数メートルの短い横断歩道で、車が通っていなくても赤信号を確り守っています。高速道路など、ドイツ人は制限速度を守ります。アウトバーンは基本速度制限ないのですが、一部区間は速度制限あり、そこに差し掛かると急に速度を落とします。罰金が厳しいからと言う理由もあるのでしょうが、面白い国民性です。
また同じ国の中でも地方ごとに同様の傾向がみられ、ドイツに比べれば大らかなイタリアでも、南部は更に大らか、北部は真面目です。面白いですね。
こう言った違いは、何が正しいというわけではないと思います。それぞれ文化の違いを尊重し、良いところを学ぶことが大切ではないかと思う明佐海で御座いました。